人類の永遠の憧れを夢見て

2022年07月28日 00:00

[【公式】東京ディズニーリゾート・ブログ]

抜粋

みなさん、こんにちは。
今日のブログでは、東京ディズニーシーのアトラクションのストーリーをご紹介します。
 
「カメリア・ファルコ」のバナーの画像
みなさんは「カメリア・ファルコ」という人物の名前を聞いたことはありますか?
彼女の名は、S.E.A.(探険家・冒険家学会)の会員に認められた初めての女性として世界中に知れ渡りました。

「ソアリン:ファンタスティック・フライト」の外観画像
ここは、アトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」の舞台、ファンタスティック・フライト・ミュージアム。
1815年にオープンした、空を飛ぶという人類の永遠の夢に捧げられた特別な博物館です。初代の館長は、博物館の創設者であるカメリアの父親、チェッリーノ・ファルコです。

館内に展示されている絵画の画像
彼はザンビーニ家から土地を購入すると、その土地にこの博物館を建設し、飛行の魅力が表現されたさまざまな工芸品の展示を始めました。
そんな飛行への情熱を持ったチェッリーノと、鳥への愛情に満ちた妻のジュリアーナの間に産まれたカメリアは、世界中を旅して飛ぶ生き物について調査し、飛行に関する芸術や科学を研究することに人生の前半を費やしたのだそうです。それだけでなく、芸術や科学を支援する役割も担い、航空分野の革新を推進していったのです。

ロタンダの画像
カメリアは、やがて父親から博物館の館長を引き継ぐと、空を飛ぶというすばらしい夢を表現した彫刻や絵画、道具、そのほかの工芸品を世界中から集めて博物館のコレクションに加えました。

特別展のバナー画像
現在、博物館ではカメリアの生誕100周年を記念した特別展が開催されています。
 
ドリームフライヤーのバナーの画像
この特別展のハイライトは、なんといっても彼女の最新かつ最大の研究成果である空飛ぶ乗り物、ドリームフライヤーの展示です。


いまはもう彼女が来館者を迎える姿を見ることはできませんが、「イマジネーションや夢見る力があれば、時空を超え、どこにでも行くことができる」というカメリアの信念はこの地に生きつづけています。

カメリアの絵画の画像
ところで、この博物館では、「カメリアのスピリットがギャラリーに現れた」「カメリアの声が聞こえた」「肖像画が動いた」「展示されているドリームフライヤーに座っているときに、色あざやかな景色を見た」などという噂をよく耳にします・・・。私自身どれも体験したことはないのですが、カメリアがともにいれば、どんなことが起こってもおかしくない・・・と心から信じています。


>>カメリアの功績と噂の真相へ!「ソアリン:ファンタスティック・フライト」についてくわしくはこちら
>>メディテレーニアンハーバーの発展に寄与したザンビーニ家とは?
 
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